競輪場と駅の色彩

佐世保市の景観アドバイザーの仕事で、
改修中の佐世保競輪場の建物の色彩と早岐駅の舗装道路の色彩提案をいたしました。
その日は少し風はありましたが真夏の外はジリジリと暑かったです。
そんな中工事中の競輪場を市役所の方に案内していただきました。
行く前はちょっと自転車で走ってみたいと思っていましたが、
初めて見たバンクはとても急斜面で私には歩くのも無理そうでした。

今回の依頼は選手の方が寝泊りする宿舎の色彩提案です。
周辺の建物がブルー系なので既存の赤いパラペット部分を青系にして統一感をだしたいという意向を伺いました。
佐世保市では青系の色は彩度2という決まりがあります。
青系は良好な景観をつくるため色の中でも特に制限が厳しい色になります。
しかし、アクセントカラーとして全体の10%以下であれば基準値を超えてもOKになっています。

住宅では積極的に使う色ではないですが、
1、遊戯施設であること
2、周りもブルーが多いので統一感があること
3、海の近くでブルーのイメージが取り入れやすいこと

などいくつかの条件、
彩度2の色彩基準を考慮して色を考えます。

施設全体を眺めることはないのですが、
佐世保に入る高速道路上からは一望できます。
運転中に見ないでね。

事前準備していただいた着色図面

宿舎隣のタイルの青

特別観覧席建物のアクセントブルー

競輪場の次は早岐駅の西口前の舗装道路の色彩です。
暑すぎて個人で写真を撮ってません…。(写真はGoogleマップより)

東口は5年ほど前に私の前任の方が色彩協議の上、提案された色彩で改修されたそうです。
駅舎はシックなモノトーンを基調にモダンな印象です。舗装は明るく開放的な気分になる色合いです。

駅前のアスファルト色のロータリー部分と歩道を安全性確保のため色を分けます。
現地の色の確認、建物とのバランス、点字ブロックとの色差、反射、人の感じ方、予算、材料、佐世保市の意向など若干暑さでぼーっとなりそうな中条件を整理します。
諸条件を元に担当のみんさんと会議室にて協議しました。
ふだん見ている何気ない風景も考えられているのを知っていただけると嬉しいです。

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